特急能登かがり火5号で和倉温泉に向かった。この特急の車両はサンダーバードのおさがりのようだ。和倉温泉は2度目だ。前は日帰りできたのか宿泊だったのか覚えていない。金沢を出て一時間ほどで和倉温泉駅に到着した。駅前のロータリーには加賀屋の大きなバスが迎えに来ており、多くの担当者さんが歓迎してくれた。バスは3分の2ほど埋まっていた。10分ほどで加賀屋に到着した。こうやってブログを書く段になると写真を撮っておけばよかったと反省することになるが、写真はほとんど撮っていない。残念だ。ネットから盗用も含めよう。既にかかり火の写真は盗用している。
加賀屋はいくつかの建物からなっており、僕はそのうちのどれかに宿泊した。本館か別館か新館かなどは覚えていない。ブログを書くならこれも覚えておくべきだった。残念。
加賀屋に到着すると多くの担当者さんが迎えてくれた。母親が引っ張ていたコロコロを高齢の仲居さんが目にとめ、直ぐに預かってくれた。この仲居さんは後で判明することだが荷物持ち担当のようだった。加賀屋では中高年の仲居さんは荷物持ち、妙齢の仲居さんは接客となっているようだ。
荷物持ち担当の仲居さんはコロコロを転がさず、手に持って運んでいた。さすがに母親が、
(^^)/ 転がしていただければいいですよ
と言っていた。仲居さんはその言葉を受けて転がしてくれた。ほっとした。部屋まで手持ちだとかなり引いていたと思う。チェックインを済ませ部屋に案内された。インテリアは加賀友禅など加賀の名産が生かされていた。高級感のあるものだった。エレベーターに乗ると背面はガラス張りになっており、天井から地面まで巨大な加賀友禅が掛けられていた。とても驚いた。部屋に到着し、荷物持ち担当の仲居さんはお役御免。
^^) _旦~~ お茶をお持ちいたします
と言って部屋を出て行った。
ほどなく部屋に現れたのは75点くらいの妙齢の仲居さんだった。ここで荷物持ち担当と接客担当の格差を知る。